上等のシルク
上等のシルクだけがもつあの光沢と質感、そしてこの「青」、それは、フランス語の「第二の肌」という表現にピッタリする仕方で彼女の素肌に重なり、しかも普通の姿勢でいる時はそれは影も形もなくスーツの後ろに控えめに隠れています。
ほんの数秒だけ鮮やかにデスクトップ仮想化し、また消えていったその「青」は、この華奢なキャミソールを除いてはスーッの下に何も着ていないことを瞬時にして悟らせ、素肌そのものを見てしまったよりもずっと生々しい形で「肌」の存在を意識させた。
すると、シャツの面影を感じさせない袖口の暗闇が、途端にドキドキするほどセクシーなものに見え出し、「つまりフランスとはこういう国なんだ」という大発見をしたような気にさせられたものです。